■住まいのメンテナンス |
住宅は新築完成の時から、老朽化が始まります。もし、なんの手入れも、部分的な補修もしないで住んでいると、10年から15年で大修理が必要になると言われています。
住まいを長持ちさせるためには、この表にあるように、定期的に手入れをして、低下してくる耐久力をアップしなければなりません。使われている建材の種類によって、手入れする周期があるのですが、その大体の目安がこの表です。
ご参考にして頂いて、住まいをメンテナンスして下さい。
区 分 |
新築から2年以内 |
新築から3〜4年 |
新築から5〜7年 |
新築から10年 |
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屋根
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カラートタン |
クギが落ちていたり、アンテナ工事でかわら棒を踏み潰したりすると早くサビが出る |
1回目の塗り替え時期 |
2回目の塗り替え、以後は3年周期で塗り替える |
トタンの合わせ目がすいていないか、赤サビの発生はないか徹底点検 |
かわら |
アンテナ工事などで屋根に上がるときは、谷部分に足をかける。 |
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かわらの割れ、ずれを点検して、異常があれば補修 |
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コロニアル |
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塗装の痛みぐあいに注意。はがれていれば塗り替え |
1回目の塗り替え、以後3〜4年で塗り替え、かわらの割れ、ずれにも注意 |
かわらの割れ、ずれに注意 |
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雨どい |
毎年1回は清掃して、雨水がスムーズに流れるように点険、以後も毎年清掃 |
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各部分の痛み、反りの点検、痛みぐあいでは交換 |
全体的に総点検が必要。部分的交換はどうしても必要になる。 |
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外壁 |
モルタルリシン仕上げ |
ヒビ割れに注意、発見したら屋外用コーキングで埋める |
収縮の落ちついた時期、ヒビ割れの総点検をして補修。汚れぐあいで塗り替え |
1回目塗り替え。以後3〜4年で塗り替え、ただし弾性塗料なら7〜8年 |
総点検、はげ落ち部分はモルタルで補修 |
サイディング(木質系) |
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西日を受ける面は塗装に注意。浮き上がりがあれば塗り替え |
1回目塗り替え、以後3年周期で塗り替え。すき間や割れにも注意。あれば塗装前に補修 |
割れ、腐れに注意、必要があれば一部交換も |
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サイディング(鉄板系) |
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4年ぐらいから塗装に注意、変色浮き上がり、サビの点検。必要があればトタン用塗料で補修塗り。以後3年周期の塗り替え |
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門 塀
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鉄製の門扉フェンス |
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赤サビはなるべく発生させないように、塗装の浮き上がりなどがあれば、すぐ塗り替え。以後2〜3年ごとに塗り替え |
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ブロック塀 |
郵便受け口の下などは防水剤を塗ると、汚れを防ぐことも出来る |
汚れは住まいの洗剤で洗う。油ハネは塗料うすめ液、ガソリンで洗う、汚れぐあいで塗装する。 |
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強度を点検。グラグラするようなら、壊すか補強の控え壁を |
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板塀/木さく |
できるだけ防虫、防腐塗料か。木部用塗料を塗っておく |
汚れや塗膜の状況で塗り替え。塗り替えたなら2〜3年ごとに塗り替え |
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腐れがないかゆさぶって強度を調べ、状況で部分修理か全体に作り直し |
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水廻り
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浴室 |
ドア、敷居はなるべく早く防水処理を。浴槽まわりの目地は随時点検して補修。防水剤は半年ごとか1年ごとに |
2年ぐらいで壁、天井の塗り替え。カビの生えやすい場合は半年に1回ぐらいの防カビ処理を。塗り替えは2〜3年ごとに |
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トイレ |
タンク内は年1回清掃。浮きゴムの周囲は特によく洗っておく |
パイプの水漏れはないか、タンクは正常にはたらいているか。5〜6年でそろそろ部品交換の時期。適当なときに浮きゴム、ボールタップ用のパッキン、鎖などはそろえておくとよい |
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排水設備 |
最低年1回は排水管の脂肪層の除去を含めて清掃。排水桝は調べて年2回ぐらい清掃を目安に、清掃器具が常備されていると、いざというとき困らない |
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給水、排水ともに、全体的にパイプの老化度、水漏れがないかどうかチェックする。上水道は水道課などに依頼する |
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給水設備 |
2年ぐらいで水栓蛇口のパッキンは交換が必要になる。ハンドルの下、取り付け部分なども水漏れがあれば、すぐパッキン交換 |
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建具・ドア |
丁番(ちょうつがい)、戸車は毎年点検して油をさしておく。戸車の寿命は2年ぐらいと考えておく、引き戸は指1本で軽く動くのが標準 |
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戸締まり錠総点検の時期、ぐあいの悪いものは交換が必要。シリンダー錠は油をささず黒鉛の微粉末かシリコンオイルをつかわないと、使用不能になる。 |
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床
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畳を取り替え(以後裏返しを2年目にはさみ、4年おき) |
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床下・えんこ板の点検、痛みぐあいで取り替え |
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内壁 |
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布張り壁の張替え |